スタッフブログ
長与の現場の様子

こんにちは。
気づけば11月も半ばで、すっかり秋も終わって冬になってしまいましたね。もうすぐ12月になってしまうのかと思うと、本当に1年あっという間ですね・・・(@o@)
現場のブログはちょっと久しぶりになってしまいましたが、随時現場は動いていまして、現在も長崎市内・長与・諫早で5つの現場が進行中です^^
今回は長与の現場の様子をお伝えします。
こちらの現場は同じ敷地内で、平屋と2階建ての2棟のご計画です。

外壁にはそとん壁を採用頂いていて、今は専用の下塗り材をからめる〝ラス網〟というものが施工してある状態です。左官さんが、この上から下地を塗って少しの間養生期間を設け、上塗り剤を塗って仕上げていくような工程になります。
ちなみにこちらは今年お世話になった島原のオーナー様のお家です。

こちらと同じように、そとん壁のお家が2棟並びます。仕上がっていくのがこれから楽しみです^^
内部では、2階建ての方には鉄骨の階段が入ったところです。

かなりの重量なので、毎回職人さんが何人も集まって搬入にあたってくれます。施工は大変ですが、階段がすっと空間に馴染みますね。
過去施工事例:小屋裏を活かした焼杉外壁の平屋
空調の計画は、2階建てのお家の方は階間エアコンを採用した住まいとなっています。
階間エアコンとは、2階の床部分にエアコンを施工し、1階と2階の間の空間にエアコンの暖気や冷気を吹き込んで、各居室へ配る、という全館空調の仕組みです。
こちらの写真は大工さんが階間エアコン用に、1階と2階の間(桁といいます)に断熱材を施工していってくれている様子です。


1階の天井がつくと、見えなくなってしまう部分なんですが、こういった施工をきちんとすることで階間がちゃんとと空調室の役割を果たしてくれて、各居室にあったかい空気や冷たい空気が届けられるようになります。
お家それぞれで間取りやお家の大きさも違うので、どういった空調の計画が一番適しているのかは異なります。「少ないエネルギーで、お家全体を暖めたり冷やしたりする、居室間の温度差を少なくして快適に暮らす」ということを目的に、それぞれのお家で一番いい方法を検討しながら進めています。
全館空調という言葉に意識が行ってしまいがちですが、もちろん、快適に住まうためには、断熱性・気密性を高めてお家自体の性能をしっかり確保することが前提です^^
▽気密性・断熱性が必要な理由についてはこちらの記事で詳しく記載しています
断熱性を高めると快適さが増すわけは?
気密性能って大切?ー住宅に気密性が必要な理由ー
せっかくだったら寒くない、暑くないお家に誰でも住みたいですよね。そんなお家づくりができるように日々現場の職人さんたちも丁寧に作業にあたってくださっています。
引き続き、またこちらの現場の様子も少しずつブログでご紹介させてください^^