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西海の現場の様子

投稿日 : 2020年06月15日 (月)
カテゴリー : 日々の記録

こんにちは。

今日は、先月末上棟した西海の現場の様子をお伝えいたします^^

室内も外も、着々と工事が進んでいます。

上の写真は、塗装屋さんが軒天に下処理を行っているところです。軒天には、ケイカル板(正式名称:ケイ酸カルシウム板)という、耐水性に優れた不燃材を使っています。ホワイト色の塗装を上から行っていくのですが、その下処理中です^^

こちらのお家では、外壁に「そとん壁」を採用頂いています。シラスを原料とした100%自然素材の外壁材です。シラスは天然のセラミックともいわれており、コケやカビが生えにくく、耐腐食性に優れているのも魅力です^^

そとん壁の特徴についてはこちらをどうぞ
そとん壁のメリット・デメリット | 外壁材を選ぶ

現在外壁も下処理を行っているところです。

 

 

防水シートの上から、波型の金具のようなもの(〝ラス下地〟と言います)を施工して、この上から2工程に分けて下塗り材と上塗り剤を塗っていきます。上塗り剤の方が粒子が荒いものを使っているので、外壁に雨が当たっても自然と抵抗の少ない上塗り剤の方(外側)へ引っ張られていくので、下塗り材まで雨水がしみ込んでいくことはほとんどありません。

仕上げはホワイト色の掻き落とし仕上げです。

 

 

左側の写真のようなイメージで仕上り予定です。外壁の施工が完了したら、また改めて雰囲気をご紹介しますね^^

玄関にもヒノキの引戸がつきました ♩ これからだんだん色味が濃くなっていきますが、その様子も楽しみです。

加えて、大きな木製サッシも無事に取付が完了しています。

 

 

ちょっとお天気が悪くて外の景色がうまく写真に写っていないのが残念ですが、ここから目の前に大村湾が広がります。
今回木製サッシは〝ラーチ色〟といって、少し赤茶っぽい、色味の落ち着いたものを採用頂きました。また違った雰囲気でいいですね^^

 

 

 

家の性能を確保する上で大切な、気密処理も忘れません。こういった配線関係など、外壁面に穴をあけているところにはきちんと気密処理を行います。

今回こちらのお家での気密測定も無事C値=1.0以下をクリアすることができました。1.0という数値は、施工する断熱材の効果をしっかり発揮したり、計画換気をうまく行うためにも必須と言われている数値です。外壁面材が付き、電気配線などが終わった段階で家に隙間がないかチェックをしておくことで、最終的に仕上がった時に気密性の高いお家を作ることが出来ます。

気密性って?と思われた方は、こちらのブログで詳しく触れていますのでご覧ください^^
高気密とは?-住宅に気密性が必要な理由ー

 

 

 

中では大工さんが、床材を張ってくださっています。ニュージーパインといって、ニュージーランドで育林されたパイン材を採用頂いています。節がなく、木目がまっすぐに伸びているのが特徴で、パイン材なので足触りも柔らかいのが魅力です。

色んな床材がありますが、それぞれに良い所がありますので、素材選びの際はご自身の好みも含めて検討してみてくださいね^^

無垢材の特徴についてはこちらからどうぞ
無垢材について考える

これからまた、内部が仕上がて行くのも楽しみですね。こちらの現場の進捗もまたご紹介させていただきます。

 

 

 

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