伊礼さんの福島の家の見学のあとは、東京の建物探訪。

隈研吾設計の歌舞伎座にて、1幕だけ歌舞伎を見てみました。4階席で1幕のみだと700円という、初心者にはとっても優しい設定でした。まあ正直に全然わからなかったですが、いい経験でした。

その後は、銀座エルメス。イタリアを代表する建築家　レンゾピアノの設計。ガラスブロックを積み上げられた地下3階、地上11階という建物。透き通ったガラスブロックが周辺環境に主張していないようで、さり気なく主張している優しい建物。普段やっている住宅と比べようもないくらい、どんな構造でこんなガラスブロックの建物ができるのかが疑問だらけでした。

8階がホールになっており、ちょうど伺ったときには「眠らない手」エルメスのアーティスト・レジデンシー展というものが開催されていました。エルメスが近くなったような、遠くなりすぎたような、、

そして、内藤廣設計のとらや赤坂店。羊羹の歴史を学んだあとに、喫茶でティータイム。広がる窓からは、都心とは思えない森の風景。赤坂御用地が目の前に広がります。敷地を活かした、設計、窓の取り方などバランスが素晴らしかったです。

時間があまりなく、このくらいの建物探訪になりました。目を養い手を練る。建築家　宮脇檀さんの言葉です。しっかり今後に活かしていきます。