スタッフブログ
造作家具について
こんにちは。
この1週間急に冷え込みましたね…
体調崩されないようお気をつけてお過ごしください。
今回のブログは造作家具について。
そもそも造作家具とは何かですが、空間に合わせて設計・施工した家具のことです。
家具は「家」というものを構成するにあたって、凄く重要な要素だと考えています。
家という空間にまとまりを持たせるためには、家というハコだけに一生懸命になるのではなく、家具も並行して考えていくことが大切です。
造作家具は間取りを組んでいく段階で同時に計画していくので、その空間にぴったりと納まるように作っていくことができます。
キッチンカウンター、ソファ、玄関収納、洗面化粧台、本棚、デスクなど
素材を合わせて作ることで全体にまとまりができます。
また、長く使っていくものになるので、使いやすいものが良いですよね。
住まわれる方に合わせて作っていくので、形やサイズ感もある程度自由につくることができるのも魅力のひとつです。
デスクの高さ、引出しの数・寸法など、こういう使い方をしたい!というご要望がございましたら、ある程度は形にすることができます。
ただ、全部が全部造作家具にすれば良いというわけではなく、場所によっては置き家具がいい場合もあります。
ですので、打ち合わせの段階でしっかりと検討を重ねていく必要があります。
検討する際に、置き家具が良いのか、造作家具が良いのか選択肢が増えればいいなと思っております。
そんな造作家具を作っている様子です。
各現場で作っているわけではなく、島原にある加工場で作っております。
大工さんが現場で使っているノコギリや金槌の他、パネルソーや手押しカンナだったりと大きい機械を駆使して作成していきます。
ご要望や現場の納まりに合わせて作っていきますのでミリ単位での調整も出てきます。
図面を持って行って職人さんと打ち合わせをしながら進めていくのですが、難しいものでも毎回完璧な仕上がりで作成して下さるので、本当にすごいなと思います。
なかなか作っている様子をお見せできていなかったので、今回のブログで少しでもお伝えできていれば幸いです。
今後もブログを通して現場での様子をお伝えできればと思います。