スタッフブログ

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大村武部町の現場の進捗

投稿日 : 2018年09月14日 (金)
カテゴリー : 現場の風景

こんにちは、フルマークハウスの金澤です。

最近やっとで暑さも落ち着いてきて、肌で秋を感じるようになりましたね。

大村武部町の現場も上棟してから役一か月くらい経ちましたが着々と進んでいます。表通りの道からは見えないかもですが、工事中の現場にはこのようなシートを一軒一軒張っています。なんか見たことある!と言う方はいらっしゃいますか?(^^)

今回、外壁は木で杉板押縁張りです。板壁は、年月が経つと風合いが出てきます。色んな考え方があって経年劣化と言い方もありますが、私たちは経年美が楽しめると思っています。経年美(けいねんび)は造語ですが木が紫外線や雨風にさらされ段々とグレーっぽい色にになり最終的には黒くなっていきます。古民家やお寺・神社などの木の部分がそうなっていますよね。長いスパンで考えると自然に任せて経年劣化させたほうが味わい深く美しいのではないか?ということで「 経年美 」です。

 

ただし、経年変化による風合いがよいかどうかは個人の感じかたによるかと思います。

 

 

ホームページにも載せていますが、私たちの家づくりの取り組みのひとつに

「 窓を活かす提案  」を心掛けています。

今回はリビングダイニングの窓をフルオープンにしています。窓枠の片方に戸袋を設置し、その中に窓を引き込めるように設計しておりものすごく開放感があり見た目もすっきりします。外には木製ガラリ戸を付け室内側には内障子にしこちらも引き込めるようにしています。

 

 

断熱ですが(施工途中)、壁は高性能グラスウールを柱間に充填断熱しています。袋入りのグラスウールではなく、裸のグラスウールを施工し、その後バリアシートを貼っていきます。充填断熱工法とは、建物の躯体(骨組み)の間に断熱材を設置(充填)する断熱工法なのですが、現在でも80%以上の戸建住宅に採用されており、建売住宅だけでなく、大半の注文住宅で採用されている工法です。隙間なく、防湿・気密層をしっかりと連続して施工することでグラスウールの断熱性能が発揮されます。フルマークハウスでは、裸のグラスウール、セルロースファイバーを多く採用しています。

家を囲っている足場やシートが外れるのも間近です。

 

 

 

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