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天井高さってどのくらいですか?

投稿日 : 2018年08月31日 (金)
カテゴリー : 日々の記録

一般的に家を建てるうえで、天井は高い方がいいと思われています。果たして本当にそうでしょうか。

確かに天井が高いことで開放感のある広々とした空間が生まれますが、案外天井を低くすることによって家はぐっと魅力的な空間になる場合があります。

みなさん一度、お弁当を想像してみてください。お弁当は見た目もおいしさのうち。お弁当箱のふたを開けた時、ごはんやおかずが隙間なくきっちりと詰まっているとそれだけでなんだかとても美味しそうに見えますよね。
反対に、いくら美味しいおかずをたっぷり用意したとしても、隙間だらけの見た目ではすこしがっかりしてしまいますね。お弁当箱はある程度コンパクトであるほうが詰めやすいと言います。また、全ての食材を平らに並べていくのではなく、立てかけるようにしておかずを置き、高さを揃えてあげることで立体感が出て見栄えが格段にアップするというわけです。

話は少し逸れましたが何が言いたいかというと、上の写真のように、広すぎる空間に家具を置いても余白が大きすぎてバランスが悪く感じてしまいます。反対に部屋をコンパクトにすることで、家具とのバランスがとれた気持ちいい空間になります。

同じ床面積であれば、天井を低くして、室内建具を天井一杯の高さになるようデザインしたり、窓の上端を天井の高さにそろえたりすることで全体がすっきりとまとまるだけでなく、実際に天井が高い時よりも家全体を広く感じることができます。
また、家を外から見たときにもコンパクトにまとめらた佇まいは落ち着いた上品な印象を与えてくれます。設えがきれいだと思える家はたいてい天井が低く階高がおさえられているような気がします。

もちろん好みや慣れもあるので、一概に天井は低い方がいいというわけではありませんが、天井を低くすることで豊かな空間を創出できるのかもしれません。

実際に低い天井の魅力を体感してみたい方はぜひ一度諫早のモデルハウスにお越しください。お待ちしております。

 

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