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セントリコンでシロアリ対策

こんにちは。
猛暑が続いた夏も終わり、最近やっと過ごしやすい気温になってきましたね。この季節になるとモデルハウスでは窓を開けて過ごしており、室内にも気持ちのいい風が抜けていきます☻
今回のブログでは、シロアリ対策として導入している「セントリコン」の定期点検を行いましたので、そちらの様子をご紹介したいと思います。

引用:セントリコンHP
まずはじめに「セントリコン」とは、シロアリの習性を利用した防除方法のことを言います。
シロアリは蜂などと同じように、群れで巣をつくり、役割分担をして暮らしています。女王蟻は生涯に100万個以上の卵を産むとされ、働きアリと言って巣にエサを運ぶ役割のシロアリがいます。(働き蟻以外はエサを探しに行けません)有道を作ってエサを探し、餌を外部で見つけると特殊なフェロモンを出して仲間に餌場を教えます。持ち帰ったエサは同じ群れのシロアリみんなで分け合います。
セントリコンは、このエサを取りに行き、巣で仲間と分け合う習性を利用した方法です。
▼詳しい内容については、下記のブログをご参照いただけますと幸いです。

引用:セントリコンHP
設置方法は、写真のように餌箱となるステーションの中に、シロアリの餌となる薬剤をセットして家の周りに埋め込みます。
薬剤には、働きアリの脱皮を阻害し、やがてシロアリを死滅させる成分が含まれています。これは脱皮する生物にだけ効果を発揮するもので、人やペット・環境へは毒性が少なく高い安全性を誇るため、安心してご使用いただけます。

設置後は、1年に1度、施工者がステーション内の確認を行うこともメリットの1つです。
点検の際は、シロアリがいないか、薬剤は減っていないかを確認していきます。薬剤が3分の1以上減っている場合は、新しい薬剤と交換し、食べられた形跡がない場合は、ステーション内の泥を専用のスプーンで取り除いてまた元に戻します。
シロアリがいた場合は、お家を食べられる前に防除が成功している証拠となりますので、ご安心ください^ ^活動が確認されると、餌を求めてやってきたシロアリたちの巣は、約2ヵ月~1年程度で根絶すると言われています。引き続きステーション内の経過を観察し、シロアリ被害からお家を守っていきます。
また、ステーション内の点検と合わせて、お家の外周部の点検も行います。建物の基礎近くに木材や物を置いたままにしていないかなど確認を行い、お家周辺をシロアリが好む環境にしないことも大切です。

点検中ですが、思わず写真を撮ってしまいました☻波の音が聞こえ、とても癒されます。お家からこんな景色が一望できると、お家で過ごす時間がより豊かになりそうですね。お引渡し後も定期点検などで訪問させていただくので、その土地ならではの景色を見ることも楽しみの1つです。
今後もブログでご紹介できればと思います^ ^