スタッフブログ

現場の様子や日々の様子など、スタッフの日常のことをお届けします。

長与町で平屋の住まいの棟上げ

投稿日 : 2023年07月30日 (日)
カテゴリー : 現場の風景

こんにちは。

最近は雨が降ったり止んだりと天候が不安定な日々が続いていましたが、やっと九州地方も梅雨が明けました。これから暑い日が続きますが、体調にお気をつけてお過ごし下さい。

先日、長与町で棟上げが行いました。今回棟上げしたお家は平屋の計画で、リビング・ダイニングに設けられた木サッシからは遠くの山々を見て楽しめます。

 

写真は、地震や台風などによって水平方向に変位することを防止するために、斜めに取付られる「火打梁」を取り付けている様子です。現場の方々が、高く不安定な場所で作業されているのはいつ見ても本当にすごいなと思います。

 

屋根部分の部材も出来上がってくるとお家らしくなってきました。

現在棟上げの際に必要となる部材は、プレカットという方法によって、事前に工場で加工されたものが現場に搬入されます。プレカットのない時代は「手刻み」という方法で行っていました。大工さんが材を見極め、1つ1つ部材に墨付けをし、切ったり削ったりと全て人の手で行うため、その準備だけで数か月の期間が必要だったそうです。まさに「手に職」ですね。

お施主様もお家の構造部材が出来上がっていく姿を間近で見られ、大変喜んでいらっしゃいました。休憩中にはお子さんも一緒に建物内を見学し、足場に登ってみたり、床下に潜ってみたり、貴重な経験になってくれると嬉しいです。

この日お施主様には、お弁当や職人さんへの差し入れもいただきました。お忙しい中ご準備ありがとうございました。引き続き工事が順調に進むよう努めてまいります。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

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