暮らしの手帖

フルマークハウスからの新たなお知らせや、日々の暮しにまつわる情報を綴っていきます。
これからの暮らし方のヒントや、すまいづくりに役立つ情報をお届けします。

外壁材の選び方

投稿日 : 2018年11月03日 (土)
カテゴリー : 暮らしの情報

ビル、マンション、商業施設、住宅など建物もさまざまですが、外壁も多くの商材があります。今回はもちろん、住宅に絞って検討していきます。住宅の場合、一般的に多く使われている外壁材は、サイディングです。一般住宅のおおよそ8割といっても過言ではないでしょう。その他2割にいろんな商材が入ってくるのではないでしょうか。モルタル、タイル、塗装、木板、ALC、ガルバリウム等本当にさまざまです。

そとん壁について書いたブログはこちらから
そとん壁のメリット・デメリット

もちろん、それぞれの外壁に長所、短所がありますので、ご自身の家づくりおよび、生活スタイルにあったモノをしっかりと理解して選ぶようにしましょう。

 

サイディングについて

ニチハやケイミューなど、さまざまなメーカーがありますが、一般的なものは窯業系サイディングと言われるものに属します。その他、木質系、樹脂系、金属系と分かれるようです。一般的に厚み10mm~18mmというものが多く釘打ち施工、引っ掛け金物施工という施工方法があります。

メリット工期が短縮でき、安価に施工できる。色柄が豊富で色んなスタイルがつくることができる。

デメリット|メンテナンスが比較的早めに必要になる。長持ちするものもうたった商品もありますが、割高になるようです。トップコートを施した仕様もあるが、気休め程度で長持ちするわけではない。

 

モルタルについて

コンクリートを作る際に使うモルタルを水と練って、外壁に左官さんが塗っていきます。そのままのモルタル仕上げもあれば、モルタル下地に塗装吹付けがあります。諫早モデルハウスで使用しているそとん壁もモルタル外壁の一種です。マグマが溶岩になる前に粉末となったシラスを使用しています。

メリット耐久性があり長持ちする。

デメリット|モルタル下地の上に塗装仕上げとなると、塗装に質により異なる。施工手間が掛かり費用が高くなる。左官の職人不足。下地で防火認定を取る必要がある。

 

木板について

一般的に多く使われる板は、杉材です。素地のものや、ペンキ塗装、オイル塗装、焼いたものなど、さまざまです。昔から建物に使用されている外壁です。杉以外にもピーラー(松)なども用いられることもありますが、高価になります。

メリットずっと同じものが手に入る。万が一傷んだ時も必要な場所だけの入れ替えも可能。長持ちする。年月が経つと落ち着いていい雰囲気がでる。

デメリット|張り手間が掛かる。木は腐ると思われている。下地で防火認定を取る必要がある。

 

ガルバリウム鋼板について

最近よく見るようになった外壁材。波板や角波などシャープな印象の仕上がりになります。昔のトタンのイメージをお持ちの方がいらっしゃいますが、昔と比べ物にならないくらい長持ちします。ただ海のそばなど塩害には対策が必要です。

メリット|金額を抑えることができる。シャープな外観が可能。

デメリット|小屋のようなイメージと思われる。下地で防火認定を取る必要がある。

 

 

外壁材にもそれぞれのメリット、デメリットがありますので、ご自身のライフスタイルに合わせたものをお選びください。フルマークハウスでは、メンテナンスがなるべく掛からず、長持ちするものをご提案させて頂いています。

 

 

この頃の投稿