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ミナペルホネンと中村好文さん共作の小屋

投稿日 : 2022年06月21日 (火)
カテゴリー : 日々の記録

福岡市美術館での、ミナペルホネン つづく展、ご覧になられた方いらっしゃいますか?もう終わってしまうと思い立って先日行ってきました。

ミナペルホネンマニアではない私ですが、なんとなく知っている柄はいくつかあります。タンバリンやちょうちょの柄等・・でも展示されているたくさんの色とりどりのクッションやワンピースの数を見てびっくりでした。もう、日本中の柄はミナペルホネンかもしれないと思うくらいこんなに種類があるのかと、、並んでいるとまためちゃくちゃ可愛かったです☺

皆川さんの各所に散りばめられたことばも素敵でした。デザイナーってほんとにかっこいいですよね。道具やデザインのひらめきの道筋も展示してあり、モノづくりへの情熱や大きな想いなどに触れられる展示がたくさんありました。 

皆川さんの原案をもとに中村好文さんが設計を手掛けた建物があると聞いていたので、そちらも楽しみにしてました。樹生さんが再現したくて見に行って愕然としたアール(曲線)の壁面の建物、、笑

簡素な宿をしたいという想いで作られた貝殻のような形の小さな建物です。その構想やイメージされる暮らしぶりもいいなあと思いました。

好文さんらしいコンパクトなキッチンは、いつかマネできる機会があればいいなと思いながら。水まわりもコンパクトで、でもちょうどよく、可愛くて。この宿が自然に溶け込んだようにたくさん立ち並び、皆川さんのイメージどおりになったら絶対素敵だなと思いました。

こちらの手書き設計図に添えてあった中村好文さんのことば【暮らしというものを盛り付けた時に、美しく映える建築でありたいと思う。】というのが、ああ、ほんとそうだな、と思いました。

皆川さんの住むご自宅も中村好文さんのご自宅も、本で拝見したことがあります。お二人とも追求されている“心地よく住まう”ということって、ほんとに大事だと思いますし、自分へ跳ね返ってくるものがどれほど大きいか、、。改めて思い返して文章にしながら、絶対引っ越そうと思いました。笑

暮らしってそのひととなりが見えるというか、何が大事なのかとか、どんな状態なのかも現れると思います。家という環境から制限を受けたり、豊かさを与えられたりもします。建築とかインテリアとか環境とか造園とか、やっぱり深くておもしろいですね☺

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