スタッフブログ

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灼熱の中での作業に脱帽です。

投稿日 : 2020年08月19日 (水)
カテゴリー : 現場の風景

梅雨が明けたと思うと、毎日暑い日が続きます。例年は、お盆が明けるとたいぶ涼しくなっていくような気候になりますが、毎年涼しくなって来る日が後ろ倒しになっているような感じですね。これも地球温暖化による、気候変動のせいでしょうか。これから益々恐ろしくなっていきそうです。

さて、メルマガでもお伝えしましたが、灼熱の中での作業の様子をご紹介しようと思います。先日上棟して屋根工事真っ最中の現場です。サーモカメラを持っての温度確認です。

 

まず、断熱に関してですが、屋根断熱、天井断熱という方法がありますが、弊社では屋根断熱を採用しています。まず、屋根断熱の入っていない、軒先(外部)の裏側からサーモカメラで撮影してみると、中央に表示された表面温度は、54度。

 

 

次に、室内の屋根断熱のある断熱材の表面温度は、33.3度。

 

 

なんとその差、20.7度。断熱をしっかりすると、ここまで温度の伝わりを抑制することができるのです。断熱がないと、もしくは少ないと、もっと多くの熱が室内に侵入してくるようになってしまうのです。

 

 

ちなみに屋根の上で、屋根工事の作業をしてもらっているのですが、屋根の表面温度はなんと79.4度。いやいや火傷する暑さです。

 

各地で、記録的な猛暑などと伝えられていますが、これからもっと危険な時代になっていくことでしょう。昔と今(現代)では、気候も違うと、技術も違います。しっかり断熱施工をすることで、快適な暮らしが可能になります。時代に合わせた技術を用いて、地球温暖化に対応できる住まいをぜひ目指してください。ここまでしっかりやっておくと、冬は問題ありません。

※地域差がありますので、ご自身の地域にあった計画をしっかりしていきましょう。

 

 

 

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