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長崎市内の現場の様子
こんにちは、フルマークハウスの金澤です。
お盆を過ぎてからは、暑さが少し和らいでいるようじ感じますね。あの暑かった夏がなんだかあっという間に過ぎ去っていったように思います。さて、長崎の現場も着々と進んでおりますが、先日気密測定を行いました。フルマークハウスでは1棟1棟必ず気密測定を行っています。
気密測定は断熱材施工する前くらいに必ずおこなっています。玄関のドアの下枠も埋め、換気や配線等で外部に開けた穴なども、雨や風の進入がないようにコーキング等で埋めます。そして写真のように土台と柱、床合板との隙間部分にはコーキングを行い接合部も埋めます。このようなコーキングを私たちスッタフも現場の大工さんたちと一緒に行っています。 この段階で、実際に外気と遮断されているかどうか、機械によって数値を測定します。
家つくりを検討している方は、展示場やモデルハウスなどを見学に行かれると思います。その際に、気密測定は行っていますか?C値はどのくらいですが?と訪ねてみてください。きちんと答えれない場合は、知らないか測定を行っていない会社かもしれません。
気密測定
気密測定は、JIS規格で定められた方法により、国家資格を持った『気密測定技能者』が機械計測したデータが正式な結果として認定されます。日本では、室内の空気を強制的にファンで外に排出して気圧分布を計る『減圧法』によって計測することがほとんどで、室内は負圧になります。ちなみに米国では、『加圧法』だそうで、玄関の開け方にも関係しているかもしれませんが。
方法としては、上記の写真にある(実際の測定中の写真です)ようなメガホンの化け物みたいな機材で、家の中の空気を強制的に排出するため、機器設置する窓はファンが回る排出口のみの穴を開けてその他の箇所は空気が漏れないようにビニールテープや目張りをします。そして外部に面しているすべての開口部(玄関ドア・勝手口・サッシ等)を閉めて鍵を掛けます(通常の密閉状態)
私たち営業スタッフは1週間に1~2回ほど現場へ向かい、大工さんと進行状況や細かい納まり等々や変更などの共有を行っています。
壁の断熱は、旭ハイバーグラス高性能断熱材グラスウールアクリアウール16K105mmを採用。 断熱材は隙間なく施工しその上から防湿シートを張ります。シートとシートの重なり合った箇所には気密テープ等の気密圃場材を使用して隙間を塞ぎます。
外壁材も沢山ありますがフルマークハウスでは、ガルバリウム鋼板の他にも白州そとん壁や杉板・焼杉などなもおすすめしております。今回はガルバリウム鋼板でお色がブラックを採用。外壁の色に合わせ、サッシ外部枠のお色もブラックで統一しています。1階窓にも庇があるのですが(写真では見えづらいかと思置いますが…)窓上部と軒先端を結ぶ角度によって夏至では室内に日光が差さず冬至では直射日光が差し込み日射角度が丁度良くなります。
こちらの現場ですが10月にお引渡しを予定しています。工事も続きますのでまた状況をお伝えできればと思います。