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週末は長崎市内で上棟式でした。

投稿日 : 2019年07月30日 (火)
カテゴリー : 日々の記録

こんにちは。フルマークハウスの北御門です。

先週末は、長崎市内で上棟式でした。上棟とは、建築でいう棟木(むなぎ)を取り付けることを指します。現代では1~2日で上棟してしまいますが、昔は取り掛かってから上棟するまでに長い期間を要していたので、それをお祝いするという側面もあったようです^^

上棟は何日も前から段取りし、当日現場には材木屋さん、材木をつって指定箇所まで下すクレーン屋さん、大工さんたちが揃い、一気にお家の骨組みを作っていきます。だいたい朝8時くらいにはスタートします。

 

 

最初に上棟のお清めとして、家の四隅にお酒・お米・塩をまきます。この日はお子さんも一緒に回ってくれました^^

そのあと、工事の安全を祈願し、お施主様よりご挨拶をして頂いてみんなでお神酒を頂き、スタートします。

 

 

すでに現場には材木屋さんが運んできた木材がたくさん!12tくらいまで持ち上げられる大きなクレーンで材料を必要な場所に下ろしていきます。

 

 

最初に1階の柱を建てていきます。予め接合部が加工されており、それぞれ指定の場所にはめ込んでいきます。

 

 

柱が立つと、梁(はり)や桁(けた)といった横架材と呼ばれる横方向の木を置いていき、建物の構造をくみ上げていきます。

 

 

横架材をかけていきながら、1階の柱が垂直に立っているかを1本1本確認し、調整していきます。

 

 

あっという間に2階の構造材が組み終わり、仮の筋交いを入れていきます。調整した水平な状態を保つためだそうで、後々本当の筋交いを入れるときには外されてしまいます。

その後は2階の床下地板を張っていきます。合板がはられる前はもちろん床がないので、梁や桁の上を器用に移動しながら作業を進めていく大工さん。しかも重いものを扱いながらの力仕事。暑い中でしたがてきぱきと作業を進めていかれる大工さんたちを見ながら、お施主さんとも話していたのですが、改めてすごいな~と。

ちなみに慣れた大工さんたちも「上棟の時ばかりは、普段使わない筋肉にも力が入っているみたいで筋肉痛になるよ~(笑)」と言われていました。

 

あっという間にお昼になり、12時には、一度お昼休憩を挟みます。(途中10時にもおやつ休憩をとります)

 

 

おいしいお弁当をお施主様がご用意してくださり、お施主さまも一緒にみんなでお昼を頂きました。構造材を並べた即席のテーブルにお弁当を並べ、木片に腰掛けてみんなでランチタイムです。おやつや飲み物もたくさんご用意していただきました。お弁当以外にも休憩時もこまめに差し入れしていただき、本当にありがとうございました。

 

 

お昼休憩をとった後はまた作業再開です。合板を張った後は1階と同様に、2階の柱を建てていきます。

 

 

周りには電線などもかかっていて神経を使う中、大きなクレーンで繊細に2階フロアへ材木をおろしていきます。クレーン業者さんと大工さんの息ぴったりの作業に、見入ってしまいました。

 

 

2階部分の構造材もあっという間に組みあがり、最終的に屋根部分の構造材をかけていきます。夕方16時前には作業も完了し、雨で材料が濡れたりなどないよう、全体にブルーシートをかけて上棟の工程は終了です。

 

 

工事が無事棟上げまで終了したところで、お施主様、工事関係者、営業スタッフを含め2階部分で上棟式を行いました。ここまで無事に工事が進んだことへの感謝と、完成を祈願するものです。祭壇を用意し、棟札、お酒、お米、塩を置きます。

棟札(むなふだ・むねふだ)とは、上棟を記念して、表側に神様、裏側に上棟年月日やお施主様や設計士・施工業者の名前を墨で書いて、棟木につけるお札のことをいいます。神々に感謝をし祀るためであり、家の守り神として祀ります。

 

 

工事関係者、お施主様それぞれ、神社でお参りをするときのように、2礼2拍手1礼します。その後お施主様にご挨拶いただき、乾杯してお神酒を頂きます。

 

 

1日本当にあっという間で、けがや事故がなく、無事棟上げが完了しよかったなと改めてほっとしました。引き続き事故のないよう、安全に気を付け、お施主様のお家づくりをすすめさせていただきます。本日は誠におめでとうございました!

 

 

梅雨も明けてお天気も良く、みんなこんがりとよく焼けました(笑)お施主様も朝早くから夕方解散の時まで現場にいらっしゃり、差し入れを入れてくださったり1日大変だったかと思います。ありがとうございました!本当に1日お疲れ様でした。

 

 

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