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断熱性能の良い家づくりをするために

投稿日 : 2018年10月12日 (金)
カテゴリー : 日々の記録

こんにちは。フルマークハウスの北御門です。

 

店舗に来て下さったお客様から、先日こんな質問を頂きました。

「数年前に建てた家がとても寒いんです。断熱材の厚みをケチると寒くなるんですか?」

実はフルマークハウスに入社したのが半年ほど前で、それまでは違う仕事をしていました。住宅・性能のことはまだまだ勉強中なので、お客様の疑問に思う気持ちがよくわかります。(笑)

そもそも、昔の家はまだしも今現在建てられている家は、みんなそういうものがちゃんとしている家だとばかり私自身思っていました。しかし残念ながらそうではなく、きちんとした断熱性能を高める対策がなされていない住宅が今現在もあるようです。

もちろん断熱材をケチれば寒くなるというのは間違いではないのですが、断熱材そのものの性能も大切です。基礎・床・壁・天井・屋根、それぞれどこに何をどれだけ使うか、また窓ガラス、サッシに何を使うかでも大きく変わってきます。

 

 

何をどれだけ使うのが良いのか、また、どの組み合わせが一番費用対効果が高いのかを、「外皮平均熱貫流率計算ツール」というものを使って計算していきます。日常生活では聞きなれない言葉ですが簡単に言うと、家から外へ逃げる熱の量を計算し、数値で家の断熱性能を確認できるソフトです。私たちはQpexというプログラムを使っているのですが、同じ設計モデルの家で断熱材の種類や厚み、窓サッシ・ガラスの種類を変えて色んなパターンで試し、価格、効果を検証しています。

せっかく建てたのに快適性が伴っていなかった!そんなことになったら悲しいです。また、断熱性能の善し悪しは光熱費に直結します。永く住む家なので、冷暖房にお金のかからない快適な家づくりを基本に考えたいと誰もが思いますよね。

基準としている数値をクリアできる住宅を建てられるよう、こうした計算に基づいて、根拠のある断熱対策を会社として行っています。私もまだまだ勉強中ですが、疑問点などがあればお気軽にお尋ねください^^

 

 

今週末、FM STOREにて「はじめての家づくり講座」を開催します。家の性能についてのお話も講座内容に含まれていますので、ご興味のある方はぜひ、ご参加ください^^

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