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新住協の総会で大阪へ

投稿日 : 2018年10月08日 (月)
カテゴリー : 日々の記録

新木造住宅技術研究協議会(新住協)という団体に加盟しているのですが、その団体の総会が大阪で行われましたので参加してきました。北は北海道、南は鹿児島から総勢300名以上の方が集まっておられました。会場は、建築家の原広司の設計の梅田スカイタワー。

そもそも新住協とは、、

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活動目的

この法人は、良質な住宅の普及を望む市民と住宅供給に携わる研究者や技術者が協働して、各種木造工法住宅の技術研究に取り組み、誰でもが良質で安価な住宅が求められる社会環境を構築する事業を行い、それらの活動が社会的に、豊かな住文化の育成、地球環境の保全、住宅技術の振興及び地域経済の活性化に寄与することを目的とする。

新住協の活動

この法人は、良質な住宅の普及のために、住宅供給に携わる研究者や技術者が協働して、各種木造工法の技術研究に取り組み、誰でもが良質で安価な住宅が求められる社会環境を構築する事業を行い、それらの活動が社会的に豊かな住文化の育成、地球環境の保全、住宅技術の振興及び地域経済の活性化に寄与することを目的とする。この法人は、上記目的に資するため、次の事業を行う。

(1)木造住宅の高性能化に関する工法、建材、設備機器などの技術研究開発事業及び供給
(2)高性能住宅に関する普及啓蒙活動事業
(3)高性能住宅の技術研究開発、普及啓蒙に関する出版、発行事業
(4)住宅の設計支援、コンサルタント事業

新住協のホームページ

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もっとわかりやすく簡単に一言でいうと、高断熱住宅Q1.0住宅(キューワン住宅)の普及に取り組んでいる北海道から始まった団体です。室蘭工業大学の名誉教授でもある、鎌田紀彦先生をトップに、秋田で活躍される西方先生をはじめ、全国の名だたる高断熱工務店が参加しています。

いかにコストを抑え、いかに高性能の住まいを作っていくか。床下エアコンもその考えのもと生まれています。床暖房というシステムを入れるよりも、いかに簡単に快適に、さらにメンテナンスが容易にできるか。という考えです。これからの季節、諫早モデルハウスにも設置していますので、ぜひご体感ください。

次の日はグループに分かれ、見学および研修です。新住協でも理事をされている大阪の工務店さんダイシンビルドの清水社長の実例とアサヒビール大山崎山荘美術館、聴竹居を見学研修してきました。

一番参考になるのもやはり実例で、施主さんがいらして色んなお話を聞くことができました。エアコン一台で、冬は暖かく、夏は涼しく、こんなに快適に過ごせると思っていませんでした。とおっしゃっていました。断熱をしっかりすることで、可能になる快適な暮らし。これから新築やリフォームなど計画がある方には必須項目です。しっかり考えてください。

アサヒビール大山崎山荘美術館は、アサヒビールの前進のオーナーのもとはじまり、建築家の安藤忠雄にて改修工事が行われている建物でした。さすが安藤さんだなと。

そしてメインでもある、聴竹居

藤井厚二という建築家の設計で90年程前の昭和3年に建てられて建物。藤井自身の5番目の自宅という実験住宅です。今さかんに言われる当時のパッシブハウス(自然エネルギーを使った家)の建物です。現在、重要文化財に指定されています。

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この「聴竹居」で実現されている先進性を示す主な4つのこと

1.科学的アプローチを駆使したパッシブな(自然のエネルギーを生かした)建築計画

2.洋風と和風そしてモダンを統合したデザイン

3.住まいの「原型」としての居間中心のプランニング

4.ライフスタイル全体をデザイン

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という、現在の元になっている建物です。写真がNGでアップすることができませんので、リンク先ホームページでご確認ください。

例えば、昔の建物は客間が南の一番いい場所にあり、北側の日が当たりにくい場所が家族の集まる居間になってましたが、90年も前から現在のように、居間中心のプランを提案しています。当時では考えられないようなプランだと思います。現在ではそれが当たり前になっていますが。さらに、90年前の当時からオール電化住宅だったそう。冷蔵庫や電気ヒーターがあったそうです。

地熱を使った当時のパッシブ住宅で素晴らしいものですが、現在の技術を使った快適な暮らしをしっかり考えないといけないですね。

いろんな濃い時間を過ごすことができました。会員のみなさん3日間有難うございました。

 

 

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