スタッフブログ

現場の様子や日々の様子など、スタッフの日常のことをお届けします。

住宅設計の勉強が大事です。

投稿日 : 2017年10月01日 (日)
カテゴリー : 日々の記録

建築家の伊礼智さんに学ぶ「いい家」づくりを学ぶために住宅デザイン学校という学校に昨年より参加しています。地域の家づくりを「設計力」でリードする、設計士、工務店を目指す学校です。目を養い、手を練る機会を多く経験させてもらっています。

毎回、即日設計という、ひとつの敷地に毎回別設定のテーマ課題が与えられ、数時間でプランを作成し、プレゼンテーションを行うという訓練を行っています。十人十色とよく言ったもので、ひとつとして、同じプランがありません。毎回びっくりします。

おかげさまで、全国にも多くの設計事務所、工務店の繋がりができ、情報交換もさせて頂きながら、多くの気づきや勉強をさせて頂いています。

課題敷地での現地調査の様子。周りの環境がどうなっているかや、いい景色の場所がないかなど、入念にチェックします。その後、机に向かってせっせとプランを作成していきます。

そして、発表。発表の場は、自由学園明日館。世界を代表する建築家「フランクロイドライト」の設計です。こうやって、手を練り、目を養い、仕事に活かせるようにと学校に通っています。

 

住宅において、建物の性能や価格だけで、選ばれる方も多くいらっしゃいます。本当に満足して過ごせているのか。間取りや住まい方に満足されてない声も多く見られます。性能、価格は当然のお話です。その後、要望をどうクリアにしていくか。それに応えることができるのは、しっかり建築を学んでる人(会社)だと思います。営業マンは、あくまでも営業マン。建築には、詳しくない方がほとんどだと思います。

その営業マンから一生の買い物であるモノ(住宅)を買って、いいものができるとは、なかなか思えないのです。その結果が満足がいかないという結果が生まれる所以ではないでしょうか。住宅は一緒に建てるものです。この気持ちを忘れないようにしたいものです。大切なこと。

しっかり建築を学んでいるスタッフがいる会社を選んだがいいものが出来るはずです。いい建物を作るのは当たり前です。その先にあるのが(その前に大事なのが)、設計力だと思います。設計力が弱い(勉強不足の)会社が多いので、もっともっと精進し、力を付けていきたいと思います。

 

 

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