暮らしの手帖

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照明器具の選び方

投稿日 : 2018年02月13日 (火)
カテゴリー : 暮らしの情報

photo:Gregers Mansfeldt(louis poulsen)

 

照明器具を選ぶ前に必要なこと

みなさん照明器具をどのように選んでいますか?建売住宅だからシーリングライトが付いていた。建築業者に任せた。お気に入りの商品を自分で選んだ。さまざまだと思います。

弊社では、基本的に照明器具のご提案までさせて頂いております。

照明器具を選ぶ前に必要なこと。それは、どのような空間にしたいか。これに尽きると思います。何も考えないとシーリングライトが天井にひとつ。なんてことが多くあります。マンションでも基本はシーリングライトです。そして、少し手を掛けたとしてダウンライト。きちんとした配当計画を行わないと、天井がバラバラにダウンライトだらけになることがあります。細かく言うと、ピッチを間違うと「間抜け」の状態になります。

まずは、どのような空間で、どのように過ごしたいか。そんな話し合いが必要だと思います。また、そこまで提案してくれる設計士、コーディネーターに出会えると、いい空間をつくってくれるかもしれません。

 

必要な場所に必要な空間をつくる

天井に照明をつけることで、部屋全体は明るくなります。基本的に照明は、夜つけることになるでしょう。夜照明をつけて、昼間のように明るくする必要があるでしょうか?また、明るくなると雰囲気をつくることが難しくなります。さらに言うと、明るすぎると夜、布団で寝付きが悪くなります。(最近だと、寝る前のスマートフォンの見過ぎで脳を刺激して眠れなくなるそうです。これと同じですね。)

照明は空間をつくること。だと考えます。

ダイニングで食事をする空間。リビングでくつろぐ空間。デスクやコーナーで仕事、本を読む空間。寝室でリラックスする空間。空間は様々で、それぞれの必要な明るさ、雰囲気があると思います。しっかり必要な空間を計画、設計しましょう。

照明の機能は、大きく分けて「タスクライト」と「アンビエントライト」の2つがあります。タスクライトとは、読書灯のように、部分的に照らすもの。アンビエントライトは、天井や壁など、周囲を照らし出すもの。

 

photo:louis poulsen

 

照明器具の選定

照明選びでは、タスクライトとアンビエントライトの2つをうまく組み合わせることがポイントになります。

ダイニングでの食事の空間では、ペンダントライトを用いるといいと思います。上部からの照明で、食事を美味しく照らしてくれるでしょう。暖かな空間をつくってくれそうです。

リビングでの照明は、スタンド照明を用いてみてはどうでしょうか?ソファの後ろから照らすと読書の明かりにもなります。スタンド照明で重心を低くすることで、落ち着きのある空間が生まれます。

明るさが足りないときや明るさを増やしたいときは、スタンド照明を追加すると明るさを確保できます。必要なときに必要な明るさの調整すること。その日の気分によって、好きな空間を演出できるはずです。

 

 

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