詳しい家づくりの取り組み

プランニングの特徴4

小さく設計し、家の質を上げる

 

外部も含めて心地よい居場所で豊かに暮らすことを考えます。色んな使い方のできる空間を計画したり、小さくてもあちこちに居場所を設けると、人が集まっても、それぞれの居場所があり、好きなことをしていられます。大きな家(ハコ)で中身が空っぽの住まいより、小さな家(ハコ)で中身が濃い(材料の質、家具、植栽など)住宅を設計します。

 

コンパクトで楽しい小さな家を設計することは様々なメリットが得られます。建物の容積が減ることで冷暖房などの光熱費の削減となり家計と環境へ優しくなります。また、空間づくりとして設計の力で、狭くて苦しいというような小さな家のイメージは変えられます。例えば、奥の目線が抜ける先には窓と借景を配置し、天井の高さも効果的に一部取りながら工夫することで、広がりを持った心地よい空間になります。

 

必要なものは近くにある。家族が近く、しかしながら気にならない、そんな操作をしていきます。不必要に広さを求めるよりも、面積を小さめにすることで、余裕ができた予算を家の質を上げることや、家具や植栽などに使う方が心地よく暮らせるのではないかと思います。