下見板張りで中庭のあるクラシカルな平屋

長崎県島原市|敷地面積 131.69坪(435.34㎡)|延床面積 36.57坪(120.90㎡)|平屋|3人暮らし|2019年

定年退職されたご夫婦と祖母の3人で暮らす平屋の住まい。祖父の残した絵画が多くあり、「祖父の会がを飾れるような家にしたい」というご要望を。本人さんもピアノを弾かれる、日常的にアートのある暮らしをされていました。

敷地は、間口が狭く、奥に伸びる形。俗に、ウナギの寝床と言われる敷地でした。奥には、地元の眉山がそびえているところ。そんな風景を取り入れながら、中庭を取って明かりをとっていくというプランです。外壁は、杉板を横に重ね貼り合わせていく、下見板張りという仕上げで、横に伸びる印象的な外観になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アルヴァ・アアルトというフィンランドの建築家がよく用いた、インチストライプの板張り天井。どことなくクラシックな落ち着いた印象に。